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4月, 2025の投稿を表示しています

育児本17冊分の読書感想文③

   職場の方や友人からオススメされた本や、SNSで話題になっている本を中心に、現時点で 17冊の育児本を読んだ ので、本の内容や考え方が近いものを数冊ずつまとめて読書感想文を書くことにしました。 という、 読んだ本の読みやすさや特徴を、本の焦点ごとにまとめていく第3 弾 です! 今回は、 「語りかけ・接し方」を1冊、「食事」を1冊、「睡眠」を1冊、「授乳」を1冊の合計4冊 をまとめました! ※ 第一弾の「読書感想文①」はこちら です。 ※ 第二弾の「読書感想文②」はこちら です。 ※写真のない本は、図書館で借りて読みました。 ※以下、本のネタバレがあります。 【語りかけ・接し方】 「自分の親に読んでほしかった本」著者:フィリッパ・ペリー 翻訳本特有の読みづらさのレベルが高い ため、初めて翻訳本を読む人はしんどいと思います。 (原書を読んでいないので正確な理由は分かりかねますが)抽象的な表現が多く、育児書の中では読みにくいです。 内容は、 親である私たちがどのように育てられ、それが育児にどう影響するのかを示したうえで、どう対処すべきかを説明 しています。 一貫して 「子育ての連鎖」 を説き、子どもに対して抱く負の感情は、自分が子どもの頃の親との関係性の影響であるので、 自分の内なる感情と向き合うことで子どもへの正しい対処法を見出す ことを重視しています。 そのため、親の立場から読んでいるつもりでも、気付けば子どもの立場で読んでいたりと、 読みながら考え込んでしまう本 でした。 具体的な事例とその対応策や、実際のコミュニケーションの取り方などを丁寧に説いているので、対処すべきことと、やってはいけないことが分かり、すぐに実践することができます。 示されている 実践内容は他の育児書と大差ないものの、「子育ての連鎖」という言葉の重みがチラつく印象的な1冊 でした。  対象となる子どもの年齢は、幼少期から思春期を想定しているようですが、実際は成人後も参考になると思いました。 ターゲット層は、 子育ての中で負の感情を持っている、もしくは持ってしまうすべての親 です。 【食事】 「医師が教える 子どもの食事 50の基本」著者:伊藤明子 構成は、 50個の基本事項の説明の後に、実際の悩みに対応した食事や栄養の摂り方とその経過、さらに簡単なレシピが記載 されていると...

ごっつん防止グッズ ~補助ベルトの作り方~

 おすわりをし始めると、 姿勢を崩して頭をぶつける ことが増えます。 そこで 「ごっつん防止グッズ」で頭を守る ことが考えられます。 今回は、 ごっつん防止グッズを2種類使用 したので、使い心地などをまとめていきます。 【 ごっつん防止リュック 】 ごっつん防止リュック は、 赤ちゃんが背負うことで、転倒による衝撃から後頭部や背部を守る ものです。 背負っている姿はかわいい ので、親としてはテンションが上がります(笑) かなりクッション性がある ので、転倒時の衝撃はしっかり吸収してくれそうです。 また、 赤ちゃんに接する部分の素材はメッシュ なので、蒸れもひどくはなさそうです。 私は、アカチャンホンポでハチさんのごっつん防止リュックを購入しましたが、補助ベルトが付いていないものを購入してしまい、非常に使いづらかったです。 ですので、 ごっつん防止リュック を購入する際は、 補助ベルトがあるものを購入 してください。 補助ベルトがないと、赤ちゃんが動いて位置がズレてしまい、頭を守ることができません。 なお、私のように補助ベルトがないものを購入してしまった方は、 補助ベルトを自作すると普通に使用できます ので、安心してください。 補助ベルトの作り方は簡単 で、3分あればできます。 材料と道具も百均で揃います。 【作り方】 材料: 太めのゴム 、 スナップボタン (いずれも百均で購入できます。私は、ゴムは平の20ミリを使用しました。) 道具: 目打ち (百均で購入できます。キリや千枚通しでも代用できます。) 、太くて平らなもの (本など。オススメはアジシオのビンです。) 手順①:赤ちゃんにごっつん防止リュックを背負ってもらい、おへその少し上ぐらいにゴムを通してピッタリになるサイズを測る(我が家は10センチでした)。 手順②:ゴムを手順①で計測したサイズに切る。 手順③:目打ちで、ゴムの両端にスナップボタンをつけるための穴を開ける。 手順④:ゴムの両端にスナップボタンをつける。詳しくはスナップボタンの使い方ご参照。なお、スナップボタンをはめるときに、太くて平らなものを使用すると簡単にはまります。特に、アジシオのビンがはめやすいです。 これで完成です。 完成イメージは以下のとおりです。 【ごっつん防止帽子】 ごっつん防止帽子 は、 赤ちゃんが被ることで転倒による衝撃か...

育児本17冊分の感想文②

  職場の方や友人からオススメされた本や、SNSで話題になっている本を中心に、現時点で 17冊の育児本を読んだ ので、本の内容や考え方が近いものを数冊ずつまとめて読書感想文を書くことにしました。 という、 読んだ本の読みやすさや特徴を、本の焦点ごとにまとめていく第2 弾 です! 今回は、 「あそび」を3冊、「語りかけ・接し方」を1冊 まとめました! ※ 第一弾の「読書感想文①」はこちら です。 ※写真のない本は、図書館で借りて読みました。 ※以下、本のネタバレがあります。 【あそび】 「週末右脳あそび」著者:七田厚 幼児の右脳教育で有名な60年以上の歴史がある「 七田式 」の創始者の次男である著者が、 忙しい親でも取り組めるように3か月間のスケジューリングを組んでくれているのが特徴 です。 内容は、 3か月分の右脳あそび(平日はひとつ、休日はふたつ)と、そのあそびかたやポイントをイラストを用いて説明 するというものです。 ひとつのあそびが見開きで簡潔に収まっており、非常にわかりやすいです。 3か月分を順番どおりあそんでいくこともできですが、 あそびかたに困った際のヒント にするという使い方もできます。 また、基本のあそびかたと進化系の「チャレンジ」なあそびかたも記載されているので、3か月クールを何周もすることもできます。 終盤には発展形のあそびかたも記載されています。 対象となる子どもの年齢は0歳~6歳となっていますが、0歳にはハードルが高いものが多い印象です。 「0~4歳 ことばをひきだす親子あそび」著者:寺田奈々 内容は、 0歳、1歳、1歳半、2歳、3歳の5つのステージに分けてことばをひきだすあそびかたを合計100個説明 するというものです。 イラストで具体的なあそびかたやポイントが記載されており、単純明快 です。 ながらあそびも記載されており、 あそびかたに困った際のヒント にするのにオススメです。 図鑑に近いので、絵本のように赤ちゃんと一緒に見るのもいいかもしれません。 後述の「 1日30分間『語りかけ』育児 」に基づいているので、2冊同時に読むと体系的な理解につながります。 対象となる子どもの年齢は、タイトルどおりの0歳~4歳です。 「心と体がのびのび育つ 0~2歳児のあそび図鑑」著者:波多野名奈 内容は、0歳、1歳、2歳とステージを分け、子どもの...

育児本17冊分の感想文①

 職場の方や友人からオススメされた本や、SNSで話題になっている本を中心に、現時点で 17冊の育児本を読みました 。 本の内容を簡単にメモしたかったので、こちらに備忘録として残すことにしたのですが、まるで読書感想文を書いている気分でした。 育児休暇の宿題でしょうか… 17冊一気にまとめると卒論級の文字数になってしまうので、本の内容や考え方が近いものを数冊ずつまとめることにしました。 ということで、 読んだ本の読みやすさや特徴を、本の焦点ごとにまとめていく第1弾 です! 今回は、 「育児の姿勢」を3冊、「語りかけ・接し方」を2冊 まとめました! ※ 第二弾「読書感想文②」はこちら です。 ※以下、本のネタバレがあります。 【育児の姿勢】 アグネス・チャンの書籍3冊を読みました。 アグネスは、タレントでありながら教育学の博士号を取得しており、自身の息子3人全員をスタンフォード大学に合格させたことで有名です。 以下の3冊は、すべてアグネスが書いているので方針や考え方は一貫しているのですが、それぞれ別の視点から記載されています。 また、 アグネスの本はかなり簡単にまとめられているので、 非常に読みやすく、読書が苦手な人にもオススメ できるのが最大の特徴です。 アグネス自身の育児での出来事が具体的に書かれており、 内容が入ってきやすい のもポイントです。 「0歳教育」著者:アグネス・チャン 内容は、 赤ちゃんの脳を育てることに焦点を当て、70個の項目で分かりやすく説明 するというものです。 項目が70個と聞くと多く感じますが、1項目は長くても8ページ程度なので数分で読めます。 本の焦点は赤ちゃんの脳を育てることですが、脳を育てるための0歳の赤ちゃんへの接し方が簡単に記載されており、 読んですぐに実践できます 。 ちなみに、アグネスの書籍3冊のうち項目数は一番多いですが、かなり易しく組み立てられているので 最も読みやすい です。 対象は、妊娠中から子どもが1歳になるまでなので、 産前に読んでおくことをオススメ します。 「子育てで絶対やってはいけない35のこと」著者:アグネス・チャン 内容は、 脳と心を育てることに焦点を当て、そのためにやってはいけないことを35個の項目で分かりやすく説明 するというものです。 先述の 0歳教育 と比べると、項目数は半減するので手に取りや...