親として最初の社会との壁、保活。
今回は、スムーズな保活のためのオススメ事項をまとめます!
前提として、保活は自治体によって点数の付け方などが大きく異なるので、必ず参考になるとは言えません。
ですので、保活のスケジュールや質問事項など、自治体に関係なく参考となる点を中心にまとめました。
【大前提】
大前提として、まず、役所に行って保活のルールを確認してください。
前述のとおり、保活は自治体によってルールが大きく異なります。
例えば、園見学を必須としている自治体の場合は、園見学をしないことには保育園に申し込みができません。
しかし、園見学が必須でない自治体の場合は、見学せずとも保育園に申し込みができます。
ほかにも、保活では各世帯に点数が付けられ、点数の高い人から順に保育園が決まっていくという仕組みが多いのですが、その点数の付け方は自治体によって異なります。
点数の配分、点数となる項目、自分の点数を役所に行って確かめることが、保活の第一歩です。
私の友達が住んでいる自治体では、一時保育の利用回数が多い世帯には保活の点数を加算するという措置を取っており、積極的に一時保育を利用して点数を稼いでいる方が居たそうです。
このような保活の点数の調整方法も見つかる場合があるので、必ず役所に行って保活のルールを確認してください。
【スケジュール】
とにかく早めに動いてください。
動くとは、役所に行ってルールを確認し、保育園を探し、電話やウェブで見学予約を取ることを指します。
元気な妊婦さんであれば、出産前から見学に行くべきだとも思います。
理由は、随時見学OKの園と見学会の日のみ見学対応している園があり、後者のうち、月1回以上見学会を開催している園であれば申し込み期限に合わせて動き出しても見学が可能ですが、見学会が年に数回開催の園の場合、動き始める時期によっては見学自体ができない可能性があります。
前述のとおり、自治体によっては申し込みに園見学必須の場合があり、見学会に参加できなかったためにその園への申し込みができず、自宅最寄りの園や駅近の園を泣く泣く諦めるということにつながる可能性があります。
ちなみに、見学会が年に数回開催の園は、大方次年度4月入園を対象とした見学会を実施するので、9月か10月に見学会を行う傾向にあります。
産後は、ママ自身の体調や赤ちゃんの体調に左右され、園見学を予定どおりこなせず、見学会の開催数が少ない園の見学ができなくなるケースも考えられます。
保育園の申し込み期限から逆算して動き始めるのではなく、とにかく早く動くことを意識すべきだと感じました。
【事前準備】
私は、役所に置いてある各園の説明ペーパーとHPを確認し、質問事項を絞ってから保育園見学に行っていました。
なお、役所に置いてある説明ペーパーの情報は古い場合があるので、要注意でした。
事前に説明ペーパーとHPを確認しておくことで、保育園の基本情報やおおまかな保育方針などが頭に入るので、スムーズに見学できました。
また、説明ペーパーやHPの記載ぶりを確認することで、「堅そう」、「おおらかそう」など保育園の雰囲気も想像しやすくなるので、記載ぶりの確認は事前に行うことをオススメします。
【質問事項】
説明ペーパーは(おそらく)役所指定の書式のため、どの園も同じ項目が記載されています。
HPは各園独自のものなので、情報量には差があります。
私は、だいたいどの園もこの2種類の媒体に記載していない事項をテンプレ質問として準備していました。
テンプレ質問は4つです。
①SNSの運用方針(個人情報保護の観点)
ほとんどの園が、Instagramやブログ、HPなどを運営しており、外部の人に保育園の情報が公開されています。
そのような情報媒体への子どもの写真の掲載基準を確認しました。
理由は、我が家ではSNSには子どもの写真は載せないという夫婦間のルールがあるためです。
なお、回答は、ほとんどの園が「入園時に掲載に同意した場合にのみ掲載する」とのことでした。
②TVや動画の視聴等、自宅でもできること
保育時間内にTVや動画を視聴させることがあるかを確認しました。
過去にSNSで「延長保育の時間に人手が足りず動画を見せていた」旨の投稿を見たことがあり、保育園で周りにお友達もいる中で、TVや動画の視聴という”ひとりで自宅でもできること”をわざわざさせるのはもったいないかな…と思ったので、確認しました。
なお、私が見学した園は、TVや動画を視聴させるという園はありませんでしたが、”ひとりで自宅でもできること”としては、ワークやプリントをこなす時間を設けている園はありました。
※ワークやTVなどを否定するつもりは毛頭ありませんし、ある程度の課題の時間は小学校への導入として必要な時間だと、個人的には思っています。
※ですが、私は、保育園を見学しているうちに”自宅でひとりでもできること”を保育園という集団で行うのはもったいなく感じたので、早期(2歳や3歳)から課題の時間を設けているかどうかについては、質問して確認するようにしていました。
③発熱時の対応(お迎え要請、解熱後24時間ルール)
お迎え要請の基準と、解熱後24時間登園不可ルールの有無の2点は必ず確認することをオススメします。
お迎え要請については、私が見学した園では、37.5度以上の発熱や風邪っぽい症状が見られた段階で親に一報を入れ、その後熱が上がったり風邪の症状が悪化した場合はお迎え要請をするという二段階連絡の園が多かったです。
ですが、中には、37.5度以上の発熱で一発でお迎え要請を行うという園もあり、個人的には二段階連絡の園の方が仕事の調整がしやすいのでありがたいな…と思いました。
解熱後24時間ルールとは、熱が下がってから24時間は登園不可というものです。
例えば、4月10日の午後3時に38度の発熱でお迎え要請があった場合は、翌日の4月11日は登園できないということになります。
私が見学した園では、解熱後24時間ルールを設けている園は3割程度でした。
解熱後24時間ルールを設けている保育園に通わせる場合は、病児保育なども併せて確認しておくことをオススメします。
④散歩コース
これは都会の保育園特有の事情ですが、園庭がないor狭小で、お散歩で行った公園で外遊びを行う場合があります。
公園以外にも、ビルの展望フロアから電車を眺めるなどを散歩に取り入れている保育園もあります。
散歩コースを質問し、日常でどのような景色に触れているのかを確認することで、保育園の方針の理解にもつながります。
また、園庭がないので窮屈そうだな…と思っても、散歩コースで自然に触れている場合もあるので、確認しておくといいと思います。
あと、質問の中でもかなり無難な質問なので、なんとなくシーンとしてしまったときの質問としてもオススメです(笑)
【その他】
もし希望する認可の保育園から保留通知が来てしまった場合は、認可外や(3歳以上であれば)幼稚園に目を向けるといいと思います。
認可外や幼稚園では、延長保育の時間に習い事をさせてくれるところがあります。
多少お金はかかりますが、習い事の先生が保育園に来て教えてくれたり、スイミングなどの場合は保育士さんが習い事への送迎をしてくれるので、親が保育園にお迎えに行ったら習い事が終わった状態の子どもが待っています。
平日に習い事を済ませると、土日に家族の時間がたっぷり取れますし、休日もゆっくり過ごすことができます。
認可外ならではのカリキュラムなどもあるので、最寄りの認可外の保育園は調べておくといいと思います。
認可外や幼稚園も検討先として存在することを、お守り代わりに覚えておいてください。
※私が見学した園では、認可で習い事を取り入れている園はありませんでした。もしかすると、そういった園もあるのかもしれません。
以上、保活でのオススメ事項でした。
長くなってしまったので、保護者行事などの確認項目は、次回の記事とさせていただきます。
保活は、自治体によって点数の付け方や点数になる項目などが大きく異なるので、他自治体の話は参考にならない場合があるのが難しいところです。
ですが、スケジュールや質問事項は共通していますので、どなたかの保活のお力になれたら、うれしいです😊
※保活その2はこちら(その2では、保育園の保護者会の有無などについて言及しています。)
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