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乳腺炎奮闘記④ ~時系列 中編~

乳腺炎との熾烈な戦いを時系列でまとめていきます💥

14回の乳腺炎のうち、中盤の5~8回目の体験を披露します!

前半の戦いは、前回の記事にまとめていますので、参考にしてください!


【5回目】

時期:4回目の乳腺炎の10日後(生後2カ月頃)、旦那育休中

部位:左乳の下部

症状:シコリ、赤み

対処:桶谷式マッサージでシコリ消失

10日間も乳腺炎と無縁の暮らしを送っていたところ、突然ヤツがやってきました…

そう、シコリです😱😱😱

授乳中にシコリに気付き、慌てて桶谷式の助産院に連絡し、翌日の朝イチに駆け込みました。

今回も、前回同様、マッサージ自体は痛くありませんでした😊

そして、今回は、なんとマッサージでシコリが解消されました!!!!

助産師さんも「今回は力になれてよかった!!!」と、お互いにニッコニコでこの日は解散?しました。

そう、翌日また連絡を取ることになるとは夢にも思わず…


【6回目】

時期:5回目の乳腺炎の翌日(生後2カ月頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み

対処:桶谷式のマッサージ&葛根湯&抗生剤&ロキソニン&頻回授乳でシコリ消失

5回目の乳腺炎から一夜明けた朝、再びシコリ&痛みがやってきました😱

昨日は左、今日は右かよ…と思いつつ、桶谷式の助産院に連絡すると「今日は予約がいっぱいで、明日になる」と言われてしまいました😭😭😭

ひとまず、乳腺外科で「念のために」と言われて渡されていた抗生剤とロキソニンを服用したものの、痛みが治まりません。

自宅から2番目に近い別の桶谷式の助産院に連絡し、駆け込みました。

※桶谷式の助産師さん同士は、お知り合いの可能性が高いです。今回、事情を説明したところ、「Aさん(最初にお世話になった桶谷式の助産師さん)のところで予約が取れなかったら、いつでも私のところに来てね!連絡取っておくからね!」と言ってくださりました。

そして、マッサージを受けたのですが、今回はなんと激痛マッサージでした!!!

桶谷式やのに!!!激痛!!!ホンマに!!!と心の中で叫んでいました(笑)

助産師さんが1時間も延長してマッサージをしてくださったにも関わらず、シコリも痛みも解消されず…

助産師さんも「こりゃすごいね、今まで診てきた乳腺炎トップ3に入るかも!右の脇の乳腺がめちゃくちゃ細くて詰まってるね、あなた母乳過多なのにこれはまずいね、繰り返すと思うよ」と仰っていました。

ん?乳腺が細い?乳腺外科の先生も言うてたな、あれは詰まりやすいってことやったんか😱とこの時やっと気付きました…

この日も、4回目と同じく、助産師さんのマッサージによりシコリが少し動き、赤ちゃんに吸ってもらいやすくなったので、数日のうちに授乳中にシコリは解消されるはずと言われ、帰宅しました。

翌日の朝、授乳中にシコリが消失し、さすが桶谷式!!!と安堵しました😌

が、さらにその翌日の朝、シコリが復活し、再び二番目に近い桶谷式の助産院に駆け込みました。
助産師さんも驚きのリピート率です(笑)
この日のマッサージは、痛みもなければシコリも解消されない、私にとってはいつもどおりのマッサージでした(笑)
ですが、その日の夜、授乳中にシコリが消失しました😍
この間、乳腺外科でもらっていた抗生剤を飲み続けていました。

【7回目】

時期:6回目の乳腺炎の2日後(生後2カ月半頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み

対処:桶谷式のマッサージ&葛根湯&抗生剤&ロキソニン&頻回授乳でシコリ消失

6回目の乳腺炎から2日後、再びシコリ&痛みがやってきました😱

自宅から一番近い桶谷式の助産院に連絡し、駆け込みました。

そして、この日も、マッサージは、痛みもなければシコリも解消されない、私にとってはいつもどおりのマッサージでした(笑)

助産師さんから、「長引いているので乳腺外科で診てもらって薬をもらったほうがいい」と指示されたので、乳腺外科に直行しました。

乳腺外科では、「治りかけ。今回も鬱滞性乳腺炎。」と言われ、葛根湯と抗生剤と炎症止め(ロキソニン)を処方されました。

葛根湯と抗生剤と炎症止めのロキソニンを服用し、頻回授乳を続けていると、2日後の授乳中にシコリが消失しました。


【8回目】

時期:7回目の乳腺炎の3日後(生後2か月半頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み

対処:葛根湯&ロキソニン&頻回授乳でシコリ消失

7回目の乳腺炎から3日後、再びシコリ&痛みがやってきました😱

この頃から、”よし、桶谷式行くで!”とはならず、”なんとか自分で戦えへんもんかな”と思い始めました。

理由は、ふたつあります。

ひとつは、精神的・時間的・経済的に疲れが溜まってきたからです。

桶谷式の助産院への往復の時間やマッサージの時間を、赤ちゃんと他のことをする時間に充てたいと思うようになりました。

また、桶谷式のマッサージが良心的な価格とはいえ、このペースで通うのはさすがに厳しいものがあります。

なんなら、この時点で、ミルク育児とトントンか、もしくはミルク育児のほうが安上がりなラインまできていました。

もうひとつの理由は、旦那の育休の終わりが近づいていたことです。

実は、乳腺炎で痛みと発熱の症状が出ているときは、授乳以外のすべての育児と家事を旦那に丸投げしていました。

その旦那の育休が終わると、乳腺炎と戦いながらワンオペで育児と家事をしないといけないので、そのための戦い方を確立する必要がありました。

どうしても戦法が見つからない場合は、土俵を降りる、つまり、断乳する必要があります…

ちなみに、実家は、旦那も私も遠方なので、戦力外でした😩

そこで、今回は、乳腺炎の初期症状に効くとされている葛根湯と、炎症止めのロキソニンを武器に、戦うことにしました。

ということで、ひとまず葛根湯とロキソニンを服用し、仮眠を取り、薬が効くのを待ちます。

ロキソニンが効き、痛みがマシになったら、シコリを押しながら授乳します。

シコリの押し方は、付け根から乳頭のほうへ、シコリを押し流すイメージで押します。

そして、効果は感じられない葛根湯&ロキソニンで炎症止め&シコリ押し授乳を繰り返していると、2日後の授乳中にシコリが消失しました!!!

これや!!これで戦える!!と思い、母乳育児で乳腺炎と戦い続けることにしました。

また、この日から、母乳の生産量を抑えようと、「ちょっと理系な育児」に載っている「時間割授乳」といういわゆる片乳授乳を開始しました。

片乳授乳については、別の記事で詳しく書きます!


今思い返すと、まるで、人狼ゲームでもしているかのような日々でした(笑)

「朝が来ました。昨晩はシコリができませんでした。」

「朝が来ました。シコリが右乳の脇側で見つかりました。」

授乳の度に、シコリの有無に翻弄され、徐々に授乳ノイローゼになっていました。

長くなったので、続きは次回とさせていただきます!

次回、乳腺炎奮闘記 時系列編、完結します!


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