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乳腺炎奮闘記⑤ ~時系列 後編~

乳腺炎との熾烈な戦いを時系列でまとめていく最終回です💥

14回の乳腺炎のうち、後半の9~14回目の体験を披露します!

前半戦は前々回の記事に、中盤戦は前回の記事にまとめていますので、参考にしてください!


【9回目】

時期:8回目の乳腺炎の2日後(生後2か月半頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み

対処:葛根湯&ロキソニン&頻回授乳でシコリ消失

8回目の乳腺炎から2日後、再びシコリ&痛みがやってきました😱笑

ですが、戦い方を知っている私は、もう怖くありません!!!

ロキソニンを飲み、仮眠を取り、シコリ押し授乳を続けること2日、シコリが消失しました!

もはや、”シコリ、消したったわ!”という気持ちでした(笑)


【10回目】

時期:9回目の乳腺炎の翌日(生後2か月半頃)、旦那育休中

部位:左乳の内側

症状:シコリ、赤み

対処:温おしぼり&頻回授乳でシコリ消失

9回目の乳腺炎の翌日、再びシコリがやってきました!

おはようございますとシコリに挨拶をしつつ、”今回は痛みがないな…逆に不気味や…”と思いました。

そこで、桶谷式のマッサージに着想を得て、温おしぼりを使ってみることにしました。

桶谷式のマッサージでは、お湯で温めたタオルを使用しながらマッサージをしてくれます。

乳房や身体を温めると血の巡りがよくなり、乳腺の詰まりが解消されやすいからだそうです。

今回は、痛みがなかったことから、温おしぼりでシコリを押し流しながら授乳をし、シコリが消失するか様子を見てみることにしました。

その結果、なんと一発でシコリが消失しました!!!!

新しい武器を手に入れたのです!!!!

着々と乳腺炎との戦いの装備が整えられていく、そんな感覚でした😤笑


【11回目】

時期:10回目の乳腺炎の3日後(生後2か月半頃)、旦那育休中

部位:右乳の内側

症状:シコリ、赤み

対処:温おしぼり&頻回授乳でシコリ消失

10回目の乳腺炎の3日後、再びシコリがやってきました!

でも大丈夫、痛みがないので、温おしぼりで倒せるザコです!

温おしぼりでシコリ押し流し授乳を2回繰り返すことで、しっかりシコリが消失しました💪

前回よりは手こずったものの、今回もバッチリ勝利を収めました👍👍👍


【12回目】

時期:11回目の乳腺炎の3日後(生後2か月半頃)、旦那育休中

部位:右乳の内側

症状:シコリ、赤み

対処:温おしぼり&頻回授乳でシコリ消失

11回目の乳腺炎の3日後、再びシコリがやってきました!

今回も前回同様、痛みがない、温おしぼりで倒せるあのザコです!

今回も、温おしぼりでシコリ押し流し授乳を2回繰り返すことで、しっかりシコリが消失しました💪


【13回目】

時期:12回目の乳腺炎の3日後(生後3か月頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み

対処:葛根湯&ロキソニン&温おしぼり&頻回授乳でシコリ消失

12回目の乳腺炎の3日後、再びシコリがやってきましたが、今回は痛みも連れてきました😭

そっちがその気なら、こっちもロキソニン&葛根湯を引き連れて応戦するのみです!

ロキソニンを服用し、温おしぼりでシコリ押し流し授乳をすること2回、無事シコリが消失しました💪

乳腺炎との戦い方をマスターし、シコリの覇者になった気分でした。

が、最強の乳腺炎が再びやってきます…


【14回目】

時期:13回目の乳腺炎の翌日(生後3か月頃)、旦那育休中

部位:右乳の脇側

症状:シコリ、痛み、赤み、発熱

対処:助産師外来でマッサージ&葛根湯&抗生剤&ロキソニン&温おしぼり&頻回授乳でシコリ消失

13回目の乳腺炎の翌日、再びシコリがやってきました。

ところが、今回はなんと、痛み・赤み・発熱のすべての症状を連れてきました😭

でも大丈夫、私はシコリの覇者なので、戦えます!!!

まずはロキソニンを服用し、温おしぼりでシコリ押し流し授乳を繰り返します。

しかし、どんどん悪化します。

これはマズいと、乳腺外科で念のためにと渡されていた抗生剤を服用します。

が、1日経っても熱は上がり、またあの泣くレベルの激痛に襲われたので、急いでかかりつけの婦人科に飛び込み、助産師外来で激痛マッサージをしてもらいました。

そこで、助産師さんに「出ている乳汁の色がおかしい…化膿している可能性があるから、乳腺外科で診てもらったほうがいい、今すぐ行って!」と言われ、すぐに乳腺外科に駆け込みました。

乳腺外科では、「いつもどおりのうっ滞性乳腺炎。でも症状はこれからくるから、抗生剤多めに出すね。」と言われました。

結局、葛根湯&抗生剤&ロキソニン&頻回授乳を繰り返し、2日後にシコリが消失しました。


そして、この14回目の戦いを最後に、断乳することになりました。

理由は、精神的・身体的・経済的に限界を迎えたことです。

この時点で、私は授乳ノイローゼのようになっていました。

心療内科等にかかったわけではないので、自称授乳ノイローゼです。

朝から晩まで授乳のことしか考えられず、何をしていても乳腺炎が怖くて楽しく過ごせず、シコリを思い出すと泣いてしまうほどでした。

目の前にこんなにかわいい赤ちゃんがいるのに、頭の中はシコリのことでいっぱいで、私は一体何をしてるんやろう…と気が滅入っていました。

さらに、この時点で、マッサージやハーブティーなど諸々の乳腺炎対策に費やした金額が15万円を超えており、”15万円の使い道がこれで、私は納得できるのか?”とモヤモヤするようになりました。

15万円もあれば、赤ちゃんと楽しく旅行にも行けたはず…と思ってしまいました。

というか、今思うと、お金の使い方にモヤモヤしている時点で納得できていないんですが、それもスッと判断できないくらいに、授乳ノイローゼにやられていました😅

また、乳腺炎奮闘記②で書いたとおり、胸を冷やしたり、奇妙な寝る姿勢を3か月以上続けたことで、身体的にも限界がきていました。

こんな状態でワンオペできるわけがないので、断乳に踏み切ることにしました。

文字にすると、あっさりと断乳を決意したように見えますが、実際はかなり悩みました

・せっかく母乳が出るのにもったいない(それはそう。やけど、その出てるせいで私が壊れつつあるで?)

・せめて生後6か月まで、母乳の免疫で守ってあげたい(それもそう。やけど、ワンオペ中に乳腺炎なったらどないすんの?物理的に不可能やん。ほんでこの感じやと絶対乳腺炎なるし。)

こんな感じで、自問自答する日々でした。

そして、旦那やオカンとも協議を重ね、母乳育児ではなく母体健康育児を採用することになりました。

なお、うるさい外野には、「口出すならその分お金出してや!お金出してくれるんやったら、口出してええで!」と言い、一蹴しました(笑)

全然口出してくれてかまわないので、普通に口出し料金が欲しかったです(笑)

ちなみに、断乳もめちゃくちゃ大変だったので、乳腺炎奮闘記⑫で詳しく書いていますので、参考にしてください!


以上が、私と乳腺炎の戦いの全貌です。

結果としては、私が乳腺炎に敗北し、断乳という形に落ち着きました。

しかも、右乳の脇部分の乳腺だけがどうしても詰まってしまうという、一部分だけのめちゃくちゃ悔しい負けでした。

ですが、実は、戦いの過程で、母乳過多を制して母乳の生産抑制に成功するなど、一定の成果は上がっており、完全敗北ではないと自負しています(笑)

また、ありとあらゆる乳腺炎対策を試して効果の有無を検証したことも、功績のひとつです(笑)

まさに人体実験をした私のあの日々を無駄にしないため、かつ、後続のママさんたちのお役に立ってほしいので、乳腺炎奮闘記として記録を残していきます!

ちなみに、断乳に踏み切るにあたり苦戦したことは、「克服!哺乳瓶拒否!」や「断乳後のSIDS対策」などでまとめています。

ぜひ参考にしてください!


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